レンタルボックスを活用し雑貨販売で被災地支援/アクロスモール2階

投稿者 記者・ 浅利

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 アクロスモール泉北A館2階のボックス型フリーマーケット「フリマルシェ」にある東北支援手作りボックス。14年12月頃から、店舗オーナーの岡本麻未さんの協力を得ながら篠崎登志子さん(堺市北区)が、ボランティアで取り組んできた。今では、東北だけでなく全国の被災地へ支援の輪を広げ、泉北と被災地の架け橋となっている。

 篠崎さんは東北被災地の婦人会の人と交流を続けながら、被災者が手作りした作品をフリマルシェで販売してきた。現在は販売代行という形ではなく、まず篠崎さんが作品を買い取りした後、フリマルシェで販売。その売上金を西日本豪雨災害被災地宛てに全額寄付している。買い取り資金はすべて篠崎さんがボランティアで出し、岡本さんもボックスレンタル料と販売手数料を無料にして協力している。篠崎さんは「自分が受けた恩をつないでいく“恩送り”と思って始めました。被災者の方に少しでも喜んでもらえたら」と微笑む。

 販売中の作品はフリマルシェのインスタグラム@furimarcheで見ることができる。会津木綿を使ったクマのぬいぐるみ「あいくう(会空)」は、原発被害のため“帰りたくても帰れない”望郷の想いをこめた作品。ほかに、アクリルたわしや小銭入れなど手ごろな物も。「一つひとつ手仕事で作った思いの伝わる作品です。販売を通して、支援のお手伝いができたらうれしいです」と岡本さん。問い合わせは同店072・293・0004 

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年7月26日)時点のものです。

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