河内長野の〝中世に出逢えるまち〟「日本遺産」に決まる

投稿者 記者・ 藤原

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 河内長野市の「中世に出逢えるまち/千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫」が5月20日、日本遺産に認定された。

 日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを、文化庁が認定するもの。地域の有形無形の文化遺産を「面」として活用し発信することで、地域の活性化を図るのが目的。15年度に始まり、今回が5回目。

観心寺や金剛寺など

 ストーリーの概略は、京と高野山を結ぶ街道の中間に位置し、檜尾山観心寺、 天野山金剛寺の2大寺院が隆盛したまち。市域では多くの社殿や仏像が造られ、また交通の要衝となったことから山城も築かれた。悠久の時を超えて千年にわたり護られてきた中世文化遺産の宝庫である。

 構成文化財は檜尾山観心寺、天野山金剛寺、烏帽子形城址、大沢街道、高野街道、天野街道など。

 同市は17年度に、楠木正成らを主題に申請したが落選。その後、「中世に出逢えるまち」という観点から計画を練り直した。

 日本遺産の認定により今後、情報発信や人材育成、普及啓発など地域活性化に向けた取り組みに、文化庁の積極的な支援が得られる。産業観光課0721・53・1111

記事中に掲載されている情報は掲載日(2019年6月10日)時点のものです。

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